冬の猫のお留守番には普段以上に注意。住環境ごとに対策も異なる？

冬には年末年始に帰省や旅行など、何かと家を空ける事が多くなりますので、猫ちゃんに留守番をお願いすることも多くなるでしょう。

しかも単なるお出かけではなく、1泊や2泊する可能性もありますので出発前に準備が必要になります。

そこで、ここでは冬に猫を留守番させる時の準備する項目を確認していきたいと思います。

通常の外泊する際の準備

まずは、冬場に関係なく1年を通してどの時期に外泊する場合であっても、猫の留守番に備えて準備すべき項目について見ていきましょう！

まず、真っ先に思い浮かぶ項目としては、やはり猫の餌でしょう。

猫は２〜３日の留守番であれば平気と言われる事がありますが、当然の事ながらその期間の餌の用意は必要になります。

この餌の準備に関しては、普段から餌を常設していてもチビチビとしか食べない子に関しては簡単で、単純に山盛り餌を入れておいてあげれば大丈夫です。

しかし、反対にドカ食いしてしまう子に山盛りの餌を置いて行ってしまうと、下手をするとその日のうちに全て食べ尽くしてしまう可能性もありますので、可能であれば自動給餌機などを一時的に設置できれば安心でしょう^^

続いて必要な準備としては、水の準備をあげる事が出来ます。

ただし、水に関しては猫が一人で走り回って容器をひっくり返してしまうという可能性も考えられますので、念の為複数箇所に分けて設置してあげる方法が望ましいでしょう。

他にも蛇口をほんの少し開けておくという方法も効果的です。

チョビパパ

ただ、この方法は蛇口大好きっ子になる可能性がありますので、あしからず。

次に必要な準備としては、トイレの増設を考える必要があります。

とは言え、1泊するけど翌日の昼には帰宅するという程度であれば特に不要ですので、2泊以上する場合にのみ準備すると良い内容でしょう。

このトイレの増設ですが、我が家ではいつも使っている猫用トイレの横に、防水加工した高さの低い段ボール箱(ビニールを巻いただけ)の中に砂を入れただけの簡易的なものを置いておけば、両方のトイレを利用してくれます。

が、これに関しては猫の性格次第でしっかりしたトイレでないと使ってくれない子もいますので、そういった性格のこの場合はもう一つトイレを購入する必要があるかも知れませんね。

チョビパパ

ちなみに、私の友人は普段から家に3つほどトイレを設置していますので、留守番をさせる際にも普段通りで大丈夫だそうです。

以上が通常時の猫の留守番に必要な準備となります。

これに対して、冬場の留守番の際には何が変わってくるかというと、ずばり室温です。

特に短毛種で普段から暖房をつけているご家庭の子であれば、留守中には特に気をつける必要がある項目となります。

完全室内飼いで、家では普段から暖房をつけている家庭では、当然そこで生活している猫もその環境に慣れてしまっている状態です。

なので、そんな状態で急に暖房0の環境に置かれてしまっては流石の室内でも寒さに参ってしまう事でしょう。

そうなると急激な環境の変化により、猫でも風邪をひいたり体調を崩してしまう可能性が考えられますので、出来るだけ普段と同じ環境すなわち暖房器具の稼働をさせた状態で留守番をさせるべきでしょう。

ただ、私の自宅の様に保温性が高く太陽光が入りまくる環境(夏場は地獄)である場合は、冬場でも暖房なしでそこそこ室温を保てます。

普段から暖房なしで過ごしている事が多く、そしてそんな環境に慣れている猫の場合は事情が異なります。

この場合は、飼い主が外出しても寂しさはあるでしょうが室温に関しては普段と変わりありませんので、前述でご紹介した留守番させる時の準備(餌・水・トイレの準備)のみで大丈夫です^^

普段から外泊する事が少ない方であっても、日本の冬には外泊が必要になる行事が多くなる季節ですので、猫に留守番をお願いするのも仕方ない事です。

逆に、猫に数日留守番をさせるという年に数回しか起きないという慣れていない状況ですので、何かを失念してしまって猫に辛い思いをさせてしまう可能性もあります。

なので、冬場だけに限らず、猫に留守番をさせる際には完璧な準備を心がけたいところですね^^

もし近々そういった予定がある方は、是非この内容を参考にしていただければと思います。