先日、家族の猫(ノルウェージャンのチョビ君)と一緒に福岡から大阪に引越しを行いました。
経験のある方はご存知かもしれませんが、猫と一緒に引越しをする場合は色々と注意すべき点が出てきます。
本日は、経験して実感できた注意点についてご紹介いたします。
猫との引越しで新居に関する注意点
まず一つ目の注意点は、新居に関する注意点です。
新居が自分で購入する戸建の場合は、特に条件などは気にする必要はありません。
ただし、これが賃貸の場合は話が異なります。
ペット可でも猫はダメ?
新居を賃貸で考えている場合は、当然物件探しの際の条件に「ペット可」を含めて探される事でしょう。
しかし、「ペット可」と掲載されている物件であっても、実は猫はNGとしている物件が存在しているのです。

大阪で探したペット可の物件の内、
6〜7割は猫NG物件でした(汗)
この点をしっかりと確認せずに契約し、後から発覚した場合はまた物件探しからやり直しとなりますので、スケジュール的にもかなり厳しくなるでしょう。
なので、猫を飼っているもしくは引越しと同時に飼い始めたい方は、事前に猫可物件かどうかの問い合わせを行ないましょう。
多頭飼いかどうかも重要
基本的に1匹飼いで考えている方の場合は「猫可」であれば気にせず契約しても大丈夫ですが、2匹以上で検討されている方はその点も事前に確認しておきましょう。
初期費用や賃料のUP
猫の飼育が可能な物件かどうかの確認をする事と合わせて調べておきたい項目として、賃料や初期費用に変動があるかどうかの条件も調べておきましょう。
これはどういう事かというと、ネットや不動産仲介会社で掲載されている家賃や敷金礼金はペットを飼わない場合の料金で、猫を飼った場合はそれらの料金が上がることが多いのです。
私が実際に調べた物件では、猫飼育の場合は家賃は掲載料金に+3,000円、他には礼金が+60,000円になる物件などがありました。

猫可能物件の殆どがこのように
費用の変動が条件に組まれている物件でしたので、
私が契約した物件も家賃に
+3,000円という条件になりました。
猫との移動の際の注意点
さて、続いては引越し当日の移動に関する注意点について見ていきましょう。
ここで紹介するのは、主に移動の前日から当日までの準備と移動手段についての内容となります。
移動中の猫のトイレ問題
猫との中長距離での注意点として一番気をつけたい項目として、やはり猫のトイレ問題が挙げられるでしょう。
猫は基本的に人間と違って、移動の途中でトイレに立ち寄ることが出来ませんので、途中でトイレに行きたくなっても叶わないのです。
そうなると「我慢する」事しか選択肢がない状態ですので、猫にとってストレスになります。
それが数時間の移動であればそこまで深刻ではありませんが、半日や1日以上かかる移動の場合は体調不良の原因にもなり得る事ですので、より注意が必要となります。

移動中でも構わず粗相をする子もいますが、
それはそれでニオイによって
周りに迷惑がかかってしまいます。
この問題に対する対策方法は、ずばり移動の前には食事と水分補給はさせない事が大事になります。
空腹感自体は感じてしまうでしょうが、上記のように即体調不良に繋がる訳ではなく、むしろトラブル回避に繋がりますので、移動される際は是非意識されてみてください。
猫との移動手段
まずは、猫を同伴させての移動手段についてです。
車所有である方は、そのまま猫ちゃんも車に乗せて移動すればいいので、特に問題はありません。
運転中はしっかりとゲージやキャリーに入れておきましょう。
ただ、私のように「福岡から大阪まで」のような長距離移動の場合は、新幹線か飛行機での移動になるかと思います。
ちなみに高速バス+ペット配送サービスという方法もありますが、飼い主と離れ離れでの移動はお互いに不安でしょうから、気持ち的に私自身はオススメはしません^^;
新幹線での移動の際の注意点
今回、私が移動に利用した方法でもある新幹線ですが、基本的に猫ちゃんの同伴は可能です。
別途、280円の手回り品切符の購入が必要です。
これが新幹線利用での一つ目の注意点ですが、実はもう一点注意点があります。
それは温度変化です。
私の場合は1月の寒い時期での移動でしたので、外気は10℃以下と寒い状況でした。
ただ、チョビはノルウェージャンだけあって寒さにはかなり強いですので、その点は問題ではありません。
問題は新幹線の中の強暖房という環境なのです。
人間の私でも、新幹線の中ではコートを脱がないと暑い位でしたので、冬毛装備のノルウェージャンにとってはかなり辛い環境と言えるでしょう。
事実、手で触った感じの目測ではありますが、移動中チョビ君の体温は結構高くなっているようでしたので、キャリーバッグの天井に保冷剤でも付けておけばと後悔しております。
こういった場合は、事前準備と逆行してしまいますが適度な水分補給が必要になります。
移動中でも水を飲んでくれる子であれば良いのですが、チョビ君の場合は無理な気がしていたので、念のため携帯していたチュールで水分補給を行いました。

ガッついてくるあたり、
流石チュール様と感じました^^;
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飛行機移動の際の注意点
続いては飛行機での移動についてです。
当然ですが、飛行機の中にはペットを連れて行けるものと行けないものとに別れていますので、この点については事前に確認が必要になるでしょう。
また、荷物扱いではなく機内持ち込みとして一緒に搭乗できる空港会社も存在しておりますので、出来れば一緒にいてあげたいところですね。
ポイント
一緒に機内持込として搭乗したそうです^^
猫との引越しまとめ
引越し前後は人間側としてもバタバタしますし、当然猫ちゃんとしても環境が大きく変わり、更に移動という一気にストレスがかかる行動が起こります。
そうなると色々な場面でイレギュラーが起こる可能性が増える事になりますので、事前に新居・移動方法等を確認しておく事が望ましいです。
特に新居が賃貸の場合は、猫飼育の可否や賃料の変動等は物件仲介業者から管理会社への問い合わせとタイミングによっては返答までに4〜5日程かかる事があります。
なので引越しする事が決まれば、すぐにでも各項目について調べ始めるようにしましょう!